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月の光、影、刺す空、瞳
月の光 影 刺す空 瞳 今 何を想う
もう会えない 距離に消えてった
あなたの日々を映し出してくれ
語るにはあまりに過ぎてしまった
遠い記憶 宿したまま古びた弦高
雲の間に隠れようとも 放つ光 分かつ 二人
いつも照らして居たんだと知れた
月の光 影 刺す空 瞳 今 何を想う
もう会えない距離に消えてった
あなたの熱を返して
停滞にとどめ刺す赤 霧はやがて消えていった
千の願い共に飲まれたって
それも構わないよって歌ってみせた
天照らす人にはなれはしないさ
近づければあなたを止められたのかい
雲は分厚く 二人を 別つ 放つ願い 溶ける 思い
それでも交わした言葉はあの日のままで
私は何度も泣いた その度喉が渇いた
まだ足りない まだ足りないよと
やがて誰も居なくなった
みんな居なくなってしまった
月の光 影 刺す空 瞳 今 何を想う
もう会えない距離に消えてった
あなたの熱を宿して
停滞にとどめ刺す赤 雲はやがて晴れていった
千の願い朝に消えたって
あなたがそこにいるから
まだ歌えるよ
photographer 稜 Twitter @bousou_vogt
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